それいけ!タボリーマン

レガシィへの想い・・・

レガシィ(BP5 20i)が我が家へ来て2年の歳月が流れようとしている。
少し早めだが今日は定期点検のためディーラーへ赴いた。
購入時にサポートパッケージ(オイル交換付)を購入したので、約1年ぶり(長!)にオイル交換を果たせた。
またスターシールドの点検ということもあり、手洗い洗車+コーティング処理を施していただいた(忙しかったので大変助かりました)。
ディーラで2時間程の待ちがあったので、レガシィへの想いを振り返ってみた・・・。
私がレガシィを心底手に入れたいと思い始めたのは、前代B4 RSKの登場からである。
カー雑誌ではBMWやAudiとの比較記事が載っており、勝るとも劣らないといった検証結果だった上に、
お値段は約300万円とBMWやAudiに比べるとリーズナブルなのが魅力的だった(
そのためか、レガシィ(スバル自体も?)はプアマンズBMWやプアマンズAudiなどと揶揄されている)。
結局はその300万円が高くて買えなかったのだが・・・。
そんな憧れの中、月日は5年流れた・・・。
前車P10プリメーラを9年乗り続けたが、4回目の車検を前に買い替え話が持ち上がったのだ!
時は2003年夏。そう、新型レガシィがその5月に発売されたばかりの時。
しかし我々にとって300万円の車はちょっと贅沢に過ぎる感もあり、欲しいとは言い出せずにいた。
時はミニバン大流行の最中・・・。
自然にWISHやSTREAMを試乗していたのだが、運転フィールやシートの質感に納得できなかった。
そんな中、カー雑誌やネットで情報収集していたところ「レガシィB4 2.0iなら203万円」という衝撃の事実を発見した。
早速試乗へ!
5年越しの思いを込めて、イグニッションON!
まず感動したのがエンジンをかけても室内は静粛そのものだった事。
そして、こわごわアクセルを踏む・・・。
スーーっ・・・なんとも滑るような出足だった!
この瞬間、私はレガシィの虜になったといっても過言ではない。
決してパワフルな出足ではない。しかし、なんともしなやかで上品なフィールだ。
「感動性能」という謳い文句で登場した新型レガシィだったが、まさしく本物だと感じることができた。
結局、B4(セダン)はおじん臭い(私は良い意味でシブイと思っている)という妻の意見からツーリングワゴン(15万円高)の折衷案で落ち着いたのだが、
HIDやHDDナビなども付けて予算は大幅にオーバーしてしまった・・・まぁいっか。
購入後に感じた「感動性能」は様々あるが、特筆すべきは高速道路でのツーリングだ。
とにかく安定性が抜群である。
速度が上がるほどに路面にピタッ!っと吸い付きブレる事を知らない。そのため、緊張が少なく長時間の運転でも疲れにくい。
また、雨天での高速走行でもその安定性が損なわれることはない。
よくワンランク上のグレード(20R)と比較されるときに、高速での追い越しに20iはパワー不足であるとされているが、普通に追い越すくらいであれば20iでもまったく問題を感じない。高速からのアクセルONでしなやかに加速するのである。我々にとってはこの性能で十分だといえる。
ちょっとした不満点だが、街乗りでは少々オーバースペックかな?と思うときがある。
ちょっとそこまで買い物に!って時には、軽快であるとはいえさすがに軽自動車やコンパクトカーが持つ軽快さはないため、取り回しが悪いと感じるのである。
燃費も10km弱と振るわないし・・・(高速走行時は13km前後は走る)。
とはいえ、2年が経過した今でも「感動性能」を体感する瞬間がある。
それが、レガシィの最大の魅力だ。
皆さんも機会があれば、是非この「感動性能」を体感してみて欲しい(試乗はタダなので)。
その価値は絶対にあると確信する。

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