それいけ!タボリーマン

SONY MDR-EX90SL プチレビュー(その2)


「MDR-EX90SL」を1ヶ月ほど使用したので、
前回のプチレビューに補足レビューを加えたいと思う。
【iPod標準ヘッドホンとの比較】
  「MDR-EX90SL」を2週間ほど使用した後、
  一時的にiPod標準ヘッドホンに戻さないといけない事情があったのだが、
  イントロを聞いただけであまりの違いに二度と戻れない事が発覚!
  同じ曲なのに音の鮮明さがまるで違う。
  これまで良くない音で聞き続けていた事が悔やまれる出来事だった・・・。
【延長コード問題】
  しばらく使用して気になったのは、延長コードの使い勝手の悪さだった。
  まずは長さ。
  いくら胴が長いといえども、全長1.5mは長すぎる!
  腰にiPodを引っ掛けて使っている私としては、
  余ったコードが膝付近までダラっと垂れるのがNG。
  余ったコードを巻いて、毎度毎度ポケットに押し込むのも面倒だ。
  次に、継ぎ目部分。
  そこが錘(おもり)の様になって、
  左耳のイヤホンが下に引っ張られる感じが気持ち悪い。
  特に歩行時は継ぎ目がブラブラして具合が悪いし、
  走るとイヤホンが外れそうになる。
  ■ 解決策1
    解決策として、iPodに付属していたリモコン(A1018)を使用することにした。
    「MDR-EX90SL」と「iPodリモコン」を併用するとすこぶる具合が良い。
    まずは長さ。
    リモコンの長さは約80cmなので、全長は長すぎず短すぎない丁度よい長さとなる。
    次に継ぎ目部分。
    リモコンにはクリップが付いているので、
    胸の辺りで服に止めればブラブラしないので問題はない。
    さらに、音量を手軽に変更できるので
    うるさい場所では音量UP、音モレが気になるときは音量DOWNといった
    微調整ができるので重宝する。
    「MDR-EX90SL」を付属ケースに収納するときも、コードが短いので収納しやすい。
    強いて難をいえば、コードの色が白・黒となって少々格好悪い点。
    それほど気になるものではないけど。
  ■ 解決策2
    よりスマートに解決するなら、「MDR-EX90LP」を買うという手もある。
    これは海外でしか販売されていないものらしいが、
    コードの長さが0.5mから1.2mへ変更されたもの。
    コードの長さ以外は「MDR-EX90SL」と同一品と思われ、
    国内ではヨドバシなどの大型量販店で購入できるらしい。
    なぜ国内販売されていないのかは不明・・・。
【最適なエンコード】
  iTunesの標準設定(AAC 128kbps)で何の疑問もなくエンコードしていたが、
  「MDR-EX90SL」で「AAC 128kbps」と「AAC 256kbps」を聞き比べた所、
  微妙ではあるが、128kbpsは音が滲み、256kbpsはその滲みが解消される様に感じた。
  なので、これからは256kbpsでエンコードすることに決めた。
  あと、もう一段上を目指して可変ビットレート(VBR)を有効にした。
  192kbps+VBRでも十分かと思ったが、
  将来のために少し余裕を持たせ、256kbps+VBRを最適なエンコードと考えた。
  音質が良くなる対価としては、曲ファイルの容量が大きくなるのは勿論だが、
  HDDからキャッシュメモリへのロード回数が増えるため、
  iPodの連続再生時間が短くなることが考えられる。
  実際は、ちょっと短くなったかなぁという程度。
【リッチな方は・・・】
  私は今の所「MDR-EX90SL」で十分満足しているが、
  今年の10月20日に上位モデル「MDR-EX700SL」が登場するそうだ。
  お値段はなんと36,750円!
  リッチな方は、より高みを目指して購入を検討されてはいかがでしょう。
  私にはとても手が出ないが・・・。
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