ふたり 原作読んでみた あっさり味
映画 ふたり があまりにも良かったので、赤川次郎の原作も読んでみた。
細かな違いはあれど映画でほぼ網羅されているので、わざわざ原作読む必要は無いと思った…
納得できなかった父の不倫も、原作ならもう少し父の心情などが表現されてるかと期待したが、淡々と物語が進むので映画よりもあっさり味な印象を受けた。
映画では時折小説を書いてる事を表現していたが、原作ではエピローグでいきなり小説を書く話がでてきて驚いた。
この物語自体が実加の書いた小説であり、リカーシブ(再帰的)になっているという最大のヒミツは映画でも原作でも気づけなかった私だが(汗)、小説だからこその仕掛けな気がして、唯一原作でないと出せない味やと思った。
とはいえ、もう一度読もうと思えないのは、大林マジックにハマってるからなんだろうなぁ〜
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