それいけ!タボリーマン

スイッチの新作ARMS イマイチそそられない理由(ワケ)

ニンテンドースイッチのARMS、かなり気合いの入ったCMを打っている。
が、小学一年の息子は何度かその宣伝をみてるんだが、なんの反応もない。
私も確かになんとなくソソられない。

新しさはあるし、ライトユーザーにも受けそうな要素もあるし、ニンテンドーとしてはさらなる起爆剤にしたろーとCMにも気合いが感じられる。
が、なんか冷めてみてしまうのはナゼだろう。

そのワケを考えてみた。

まず、ふだん殴り合いをしたいと思わないから(笑、
WiiSportsが爆発的に売れたのは、ボクシングがあったからではなく、テニスやボーリング、野球、ゴルフとふだん馴染みのあるスポーツなので、ちょっとやってみるか、と年齢やゲーム歴を問わずチャレンジできたからと見る。

次に、誰に売りたいかのターゲットがわかりづらいから。
ライトユーザー向け?
にしては、CMのプレイ姿は格好良すぎる。
父母子供でプレイしたり、爺ちゃん婆ちゃんとプレイしたりの姿は見当たらない…

では、ヘビーユーザー向け?
うーん、ヘビーユーザーって指先で勝負したいだろうし、両腕振り上げてって考えただけでメンドクセーってなるんじゃ?
それに、やりこみ要素が薄そうなイメージを受けてしまう。
(アーバンチャンピオンの香りがするのは私だけ?)

パーティーゲームとしてみんなでワイワイも少し違和感があるし、一人でこもってやり込むのもなんか違う気がする…

最後に、プレイヤーが人間じゃないところかな。
僕たちって腕はあんなに伸びないんだよね。
ジョイコンを前に突き出したら、それが仮想現実に正しく反映されてほしいと本源的に求めてるんじゃないか。

ところが、このゲームだとビヨ~~ンと伸びてしまう…
ゲームとしての面白さを追求しての解とは思うんだけど、心の声としては「なんかおもてたんと違う」になると思う。

実際にプレイしたら、ビヨーンとなることに脳が合わせて脳汁がでるかもしらんけど、CMでそこまでのシンクロを求められても着いていけないす…
これが主人公はMiiで、徐々に超人的な力を得ていく流れのCMなら食いつく人が多かったんでは?

マイクタイソンズ パンチアウトもリトルマックという自分に近いアバターを操るところに楽しさがあったことを思えば、自分の分身であるMiiを使わない手はなかったと思うのだが…

そんなこんなで、ゲームとしてそれなりに面白いんだろうけど、CMとしては失敗ではないかと思った。

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