それいけ!タボリーマン

和田唱ソロアルバム「地球 東京 僕の部屋」を全曲レビューしてみる

和田唱の1stソロアルバムである「地球 東京 僕の部屋」をそこそこ聞き込んだので、ここらでレビューしておく。

大きなマンション

のっけからバラード?

秋の夕暮れ。薄暗くなった歩道を一人歩く。風は冷たく、コートのポケットに手を入れて、見上げた空にはうっすら三日月。その下にある大きなマンションには、ちらほら灯りがともりはじめる…

こんな情景からのサビ

こんなに心の中 眩しく光放つ 君の存在が 君の存在が

僕の今日を 今日を ほら強くする 弱まってく気がしないな

ここでハッとよぎっちゃうんだよ、

上野樹里さんは、彼にとってそんなに大きな存在なんだね~ってことを(汗

んで、この不思議な空間が、急に現実に引き戻される感じがして、なんとなく興ざめるんだな…(残念

やっぱ、ロッカーが満たされちゃったら、なんだかね、どうだかね。いや妬んじゃいませんって、ホント(笑

1975

わたくし1974年生まれなもんで、1975ってやっぱ他人事の歌じゃなく、自分の歌なんすよ~

生まれた日にタイムトリップし、色々懐かしい景色を楽しむも、そこそこで切り上げ、自分の生家へいき、そこに灯る明かりの暖かさを感じるっつうロマンチックな展開がステキ

でも、なんかね、自分のそれとちゃうねんな。

原宿あたりを探索したら地下鉄にのりたいな

渋谷で降りたら あの映画を劇場で観れるかもな

なんやシャレとんな~ってね(笑

この年に生まれた大半の少年は、田んぼの真ん中みたいな家で生まれたんやで。わたしの生まれた町と全然ちゃがうやんか…(汗

つまり、東京のど真ん中で生まれたのは、一握りってことやな。”生まれたアパートの下まで”なんてご謙遜を。きっと大きな一戸建てのおうちだったんでしょうがよ。なもんで、まったく共感できひん!いや妬んじゃいませんって、ホント(笑

矛盾

裏拍子が印象的な一曲。やっとロックっぽい歌がキタっー!これこれ、こういうノリよ、欲しかったのは。

歌詞も良いよ~。そう、すべてキレイに割り切れるもんじゃない、でも「愛こそはすべて」でしょう、と信じて生きてくんだな。矛盾があって当然!葛藤こそ人生の醍醐味!そんなこんなもひっくるめて楽しんだもんが勝ち!ってか(^^)v

Moonwalk Moonwalk

おぉ、こんどはレゲエでキタっー!!

そうそう、これこれ、和田唱節が炸裂しまくり。

否応なくポリスの「Walking on the moon」を思い出し、思わず聞き直す始末。

いや、ポリスのそれはいうまでもなく傑作だけど、負けてないで、この曲のアクの強さは(凄

歌詞の意味はハッキリ言うと訳わからん、

しかし、パワーを感じるわけで。必聴。

Harajuku-Crossroads

第一印象は、また原宿かいっ!と思ったし、「何気ないSunday」的な内容とも思った。ちなみに「何気ないSunday」は超お気に入り。”そして夕食の~場所が決まるのさ~”からの到達感がたまらんのです。

脱線したが、この曲は何度も聞き返すうちに、味が染み出して来よる。韻を踏む歌詞のノリが絶妙なり。必聴。

地球 東京 僕の部屋

良くも悪くもシングルカット狙いな内容。

宇宙から地球へ、東京へ、自分の部屋へ、のマクロからミクロへの、そして一人の愛する人のおおきな宇宙(マクロ)へ、のリカーシブな、マトリョーシカ的な展開は嫌いじゃない。

が、なんで東京やねん!(THE大阪人より

地球~、日本~~、僕の~部屋~~♪

じゃ、ちょい締まらんか(笑

あと、徳井義実(チュートリアル)の”Save the Earth”みたいな歌詞は、いただけない(汗

戦争に公害に この格差社会

宇宙の人は平和を望む僕らさえも野蛮に見えるの?

あなたが格差社会を語るのはちょいナンセンスじゃないか?だってもしゃ~、ねぇ?いや妬んじゃいませんって、ホント(笑

そして弁解しときますけど、私は和田唱さんとTRICERATOPSの大ファンですよ、ホントに(汗

アクマノスミカ

歌詞は好き系なはずなのに、なぜかあまり好きになれない。励ましソングとしては、あまりにストレートで、ベタさが鼻につく感じ(悲

夜の雲

メロディアスなナンバーで、第一印象は良かった。が、良くも悪くもアクがなく、聞いてる内に飽きてくる。スルメ効果は薄い歌のように思う…

Vision Man

なぜか印象に残らない曲。アクマノスミカや夜の雲と似たような感じ。アクはないが、心地よくもない。

クリスマスの朝

うーん、シーズンだからね。でもさ、発売日が10月だからってクリスマスソングっつうのは、昭和臭を感じてしまう(古

歌の良し悪しより、テーマが好かん

Home

ラストを飾るに相応しいバラード。メロディーがキレイで、テーマ(鍵がガチャって開く音)も新しい。秀逸!

でも、鍵を開ける音の先で待ってるのは、上野樹里さんなんだよねーってなると、急にイメージが具体的に成りすぎて(無限loop…

でも、末永くお幸せに(^_^)ノ

まとめ

いや妬んじゃいませんって、ホント(笑

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