“Living just enough, just enough for the city”のあとに続くキャッチーなサウンドがまず耳に残る。この曲は何を歌っているのか?が気になって調べると、人種差別の理不尽さを鋭く切り取り、数分という短い時間だが、何も削らず高度に圧縮し、ひとつの曲内に見事に封入していることに気づく。
何度も繰り返される”Living just enough, just enough for the city”というフレーズからは、多くの人が非常に窮屈な型にやむなく当てはめざる終えない生きがたさの中で暮らしていた(暮らしている)様がありありと見える。そんな世界がまかり通って良いはずがない、という気持ちにもなる。
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