TRICERATOPSを語る

私がここ数年ハマっているアーティストはTRICERATOPS(トライセラトップス)だ。
きっかけは、ANAの機内で聞いた『2020』という曲である。
CMで聞いた彼らの音楽に、少なからず興味を持っていたので機内での放送を期待して待った。
DJの『(この曲は)メロディアスなナンバーに仕上がりました。じっくりどうぞ』という紹介で曲が始まる・・・。
時刻は19時過ぎ、辺りはほの暗くなっていた。
飛行機は羽田空港への着陸体制。
窓の外には少しずつ近づくベイエリア、明かりが点々と散りばめられた風景。
そこで聞いた『2020』という曲。
イントロは定番のリズムを刻むものの、そこに加えられてゆく音によって幻想的かつ近未来的な雰囲気を醸し出す。
そして、シンプルなギターとベースのリフレインを織り交ぜながら進行してゆく。
メロディーを含めて、全体的に透明感のある情景だが、遠景は靄(もや)がかっている様。
それは、未来における「ありたい姿」は鮮明(透明感)、しかし未来における「実際の姿」には不安(靄ががる)という心理を表現しているように感じた。
歌詞の詳細はこちらから参照できます。
この曲が素晴らしかったので、私はこのアーティストの曲をもっと聞いてみたくなり、
程なくCDレンタルショップで1stアルバムから聞いていく事にした。
結果、1stの「TRICERATOPS」が天井で、5thの「DawnWorld」まで右肩下がりといった印象だった。
厳密に言うと、私の中では5thが4位で、4th「King Of The Jungle」が最下位となる。
その後、リアルタイムで聞いた6thアルバム「LICK&ROCKS」は、1stへの回帰+アルファで素晴らしい出来栄えである。
視聴回数はダントツでNo.1!特に「3.TATTOO」→「4.世界は燃えている」→「5.何気ないSunday」への下りがお気に入りである。
そして7thアルバム「The 7th Voyage of TRICERATOPS」も、「LICK&ROCKS」に劣らない出来栄えだ。
全アルバムを聞いた感想としては、思ってたよりも硬派である。
彼らの現在の状況は、お世辞にも良いとはいえないだろう。
この先、音楽活動を継続できるかどうかは不透明にさえ思える。
そうした不安があってか無くてか、楽曲のあちらこちらに不安との葛藤が綴られている。
しかし、私は”2020”年になっても彼らは歌い続けていると信じる。
そして、しぶとく貫く独自のスタイルに裏打ちされた”いぶし銀”の音楽で、再び世間を騒がせる事もあろうと期待する。
さて、本日発売のニューシングル「トランスフォーマー」
今度はどんな音楽を聞かせてくれるのだろう。
アルバムの方がうれしいけど、まだ先になりそうだ・・・

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