ショーシャンクの空に 基本面白いんだが、気になる点も多数ある…

2017年11月14日

Amazonプライムビデオで無償公開されている、名作 「ショーシャンクの空に 」(字幕版)を観た。

ちなみにPG12(12歳未満の方は、保護者の助言・指導が必要)

何年も前に一度観ただけなので、内容はほとんど忘れていたが、ストーリー展開がわかりやすく、万人受けする名作だと改めて思った。

ただ気になる点やここが変わってたらもっと面白いのに…と思うも多々あったので、気になる点にフォーカスしてみる。

  • 主人公は冒頭なぜピストルを川へ捨てたのか?
  • 調達屋が有能すぎる。
  • 所持品検査がヌルい。
  • 中盤あたりから務所暮らしがむしろ楽しそう。
  • 独房に生活感ありすぎ。チェスまで完備(笑
  • トミーに妻子がいるとわざわざ台詞で説明したり、高卒資格を合格させたり、死亡フラグ立たせすぎ(ちょっとやりすぎでアクが強い)
  • 所長は悪人すぎ。教養も知性もあってあそこまで悪に染まるのがやや疑問(世の中そんなものかもしれないが)
  • いくら有能でも囚人に不正会計させないと思う。
  • 悪事がバレて拳銃自殺は卑怯なり。あそこは未遂にして、ちゃんと罪は償わせるべき。
  • デュフレーンはほんとうに冤罪なのか?という疑問が皆無でこの先どうなる?というハラハラが少ない。
  • わかりやすい勧善懲悪もの。世の中そんなに白黒ハッキリしていない。
  • モーガンフリーマンはシャバでもフツーに生きていけると思う。調達屋として一流だったのなら、普通の仕事はお茶の子さいさいでできるでしょ。
  • 刑務官でも簡単に囚人を殺したりできないでしょ。(実際は簡単なのかもしれずそれはそれで怖いけど)
  • などなど

なんかこう随所に作為的な仕掛けが見え隠れするので、あんまり何も考えずに観るのが正解だろうけど、リアリティが薄れる部分がちょこちょこあるのが気になった。

とはいえ、エンターテイメントとしては超一流だし、未見の方には是非おすすめしたい映画である。

この映画おもろい!だけだとつまらないので、ちょっと斜めの角度からレビューしてみました。