NURO光を申し込んだら、ZTE(中興通訊)製のルーターがやってきた!使用するリスクと対策を検討してみた。

2018年12月12日



宅内工事が無事終わりONUが設置されたのだが、そのONUがZTE製だったというお話。

ZTEという会社の事は正直良く知らないんだが、そしてかなり偏見ではあるんだが、ヤベーのが我が家に来たな、と思った。

「君子危うきに近寄らず」に従いファーウェイやZTEなどの中華製スマホは避けてきたのに、思わぬところから入ってきた感じ…。

とはいえZTE製ルーターに何か確たる嫌疑があるかと言うと、なんとなく不安というあやふやなものである。

そんなわけで、どんなリスクや対策があるのか調べて検討してみた。

(これはルーター全般にあるリスクだが)リスクがあるとしたら、

  • DNSチェンジャーなどにより、フィッシング詐欺の被害者になる
  • 悪事を働くときの踏み台にされ、冤罪の被害者になる

などが考えられる。とくに後者が怖い。

では、そうしたリスクを軽減する対策だが、

  1. ルーターのログインIDとパスワードを変更する(初期値のまま使用しない)。
  2. ファームウェアを定期的にアップデートする。
  3. DNS設定が書き換えられていないか定期的にチェックする。

くらいかな…。もう少し強力な対策はないものだろうか(汗

まぁ対策1は当たり前として、対策3は、気が向いたときにやりますよ、と。

で、対策2が果たして有効な対策なのか?と。すなわち、メーカーが意図的に脆弱性のあるファームウェアをリリースしたら?って話しになるので、ややこしい…。

ここからは所感になるが、目に入るところに中華製通信機器が入ってきたお陰で、セキュリティーについて見直すよい機会となった。

仮に自分の目の届くところからそれらを排除したとしても、インターネットという巨大なブラックボックスにそれらは数多く存在しているのが実状だし…。

ソフトバンクは積極的にファーウェイやZTEの通信設備を購入しているようだし、他の通信業者が全く使っていないなんて有り得ないだろうし。

さらにいうと、アメリカの通信機器に悪意ある仕掛けが絶対に無いという保証もない。

というわけで、そういったリスクを認知した上で、インターネットという得体の知れない通信網と付き合っていく必要がありそうだ。

性善説で付き合うのは危険だし、日本製のルーターを使ってるからといってそうしたリスクがすべて回避できるとも思わない方が賢明だろう。

とまぁ、イロイロと考えさせてくれたことは感謝しよう。

だが、これから長いつきあいになるのに、安心できる対策も思いつかず、気が重いというのに変わりはない状態である…。

何か有効な対策をお持ちであれば、是非教えてくださいm(_ _)m