映画「13時間」なぜこれが★4つなん?
アルマゲドンやトランスフォーマーで有名なマイケルベイ監督作品、かつ★4つ以上ということで、この「13時間」を観てみた。
PG12。Prime指定されてる。
ネタバレあり。
史実に基づく映画なので、アルマゲドンやトランスフォーマーなどと比べるとなんというか地味な展開。リビア情勢に関して無知なのもあるが、状況の見せ方の下手さもあって、誰がなんのために戦ってるのか、有利なのか不利なのかがとても分かりづらい…。
領事館の攻防が特にわからんかった。敵なの?味方なの?どんな作戦なの?なぜ右に曲がるの?(笑
秘密基地アネックスの防衛はまだ分かりやすかった。しかし、迫撃砲でロンがやられた後、ズンズン攻め込んでくるかと思いきや攻撃が止まったりする謎はあった…。
ただ一つ共感できたことは、援軍を要請してるのに誰も動こうとしない無関心への憤り。F16の低空飛行での威嚇くらい権限なしで実行する現場の判断力が欲しいところ。国際問題に発展するかもしれないから、現場の判断は難しかったんだろうけど、同胞が命がけで救援信号を投げてるなら、駆けつけるのが義理人情やと思ったり…。ここのジレンマは、かなり難しい。
というわけで、尺も144分と長く、観ても感じる部分が極めて低く、この真実の話を知識として持つための教材としての価値も低く(リビア情勢に関して2時間ネットサーフィンするほうが有効かと…)、この映画を観るのはオススメしない。
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