レグザダビング かんたんガイド & FAQ
テレビ42Z8000の外付けHDDに録画した番組を、レコーダーDBR-T1007へダビングしてみたので、かんたんガイドと称してやり方を説明する。
かんたんガイド
全体の流れ
- レグザダビングに対応してるか確認する
- テレビとレコーダーを接続する
- レコーダー側の設定をする(有線LANの設定/ネットワーク連携設定)
- テレビ側の設定をする(有線LANの設定/接続テスト)
- ダビングを実行する
おわり
レグザダビングに対応してるか確認する
まずは、お持ちのテレビとレコーダーがレグザダビングに対応してるか?を公式ページから確認しよう。テレビとレコーダーはいずれも東芝製であることが最低条件なので、ご注意あれ。
テレビとレコーダーを接続する
公式ページでは3つの接続方法を紹介してるが、ここではテレビの年代や、皆さんの設置環境などの制約が最も少ない方法(下図)で説明する。
イーサネットケーブルを一本用意する。その辺に転がってるケーブルで問題ない。があまりに古いケーブルだと伝送速度が遅かったり、経年劣化で接続が不安定になったりするので、新しめのやつを使おう。
テレビ側にLANポートが複数あるんだが…
Z8000の場合は真ん中のポートが正解(笑
画像引用元: https://www.google.com/amp/s/www.itmedia.co.jp/lifestyle/amp/0908/25/news017.html
Z8000以外のテレビでも、LANポートのラベルを見て、レコーダー関連がなければ無印のポートを選ぼう。悩んだときはそれらしいポートに繋いで先に進もつ(後述の「接続テスト」にて試行錯誤できるため)。
レコーダー側の設定をする
有線LANを有効にし、IPアドレスを手動で設定する。んで、レグザリンク設定を有効にする。レコーダー側はこれだけ。
有線LANを有効にする手順
DBR-T1007の手順となるが、東芝のレコーダーならほぼ同じはず。
- リモコンの「スタートメニュー」を押す
- 「設定」を選ぶ
- 「本体設定」を選ぶ
- 「ネットワーク設定」を選ぶ
- 「ネットワーク接続設定」の「有線LAN」を選ぶ
- 「本機とTVなどの機器をLANケーブルで直接つなぐ」を選ぶ
- IPアドレスの取得方法を「手動」にする
- IPアドレスに「192.168.1.15」を入力する
- サブネットマスクに「255.255.255.0」を入力する
以上
補足事項
デフォルトゲートウェイは0.0.0.0のままでよい。
DNS-IP取得方法や、プロキシ設定は無視(初期設定のまま)でOK。
「接続テスト」はテレビの設定後に、テレビ側から行う(テレビ側の設定が完了してたら、レコーダー側から実施しても良い)。
ネットワーク連携設定
先の手順4.ネットワーク設定まで進め、メニュー内の「ネットワーク連携設定」を選ぶと、下図が表示されるので、「利用する」を選ぶ。
補足事項
レグザダビングの設定はこれだけで良いと思うが、その後の手順も画面に従ってやり切っておこう(後の手順は、ネットdeナビに必要でレグザダビングには不要と思われるが、トラブル予防のために設定しておこう)。
無線LANと有線LANは排他設定なので、有線LANを有効にすると、無線LANは使えないので注意!しかも無線LANに戻すときは、SSIDやパスワードの入力からやり直しとなる(イケテナイ
テレビ側の設定をする
基本はレコーダー側と同じ。
注意点は、レコーダーと異なるIPアドレスにする点(同じIPアドレスだと通信ができないため)。具体的には、4つめの数字(ホストID)を15と異なる値にする(ここでは20として説明する)。
有線LANを有効にする手順
42Z8000の手順となるが、東芝のテレビならほぼ同じはず。
- リモコンの下カバー内にある「設定」ボタンを押す
- 「初期設定」を選ぶ
- 「通信設定」を選ぶ
- 「通信接続設定」を選ぶ
- 「LAN端子設定」を選ぶ
- 「IPアドレス設定」を選ぶ
- IPアドレス自動取得を「しない」にする
- IPアドレスに、「192.168.1.20」を入力する
- サブネットマスクに、「255.255.255.0」を入力する
以上
接続テストを実行する
これでレコーダー側の設定とテレビ側の設定が完了したので、「設定テスト」を実行してみよう(テレビ側から実行してもよいし、レコーダー側から実行してもよい)。接続成功と表示されたら、次へ進もう。
接続失敗したら…
- テレビ側のLANポートが複数あれば違うポートにしてみる
- テレビ、レコーダーの有線LANの設定が間違えてないか再確認する
- レコーダー側のレグザリンク連携設定が有効にし忘れてないか確認する
- ネットワークケーブルを取り替えてみる
などを試してみよう。それでもダメなら機器の故障なども視野に入ってくるので、サポートセンターに問い合わせよう。
補足事項
LAN設定の入り口は「初期設定」内にある(わかりづらい)。
デフォルトゲートウェイは、空白のままで良い。
DNS設定や、プロキシ設定は無視(初期設定)でOK。
ダビングを実行する
ここまできたら、もう終わったも同然。公式ページの手順(下図)を実行しよう。
画像引用元: https://www.toshiba.co.jp/regza/link/dubbing.html
かんたんガイドは以上!
次はFAQいってみよ(^_^)ノ
FAQ
レグザリンク・ダビングで出てきそうな質問とその回答を書いておく。
接続について
イーサネット対応HDMIケーブルは使えないの?
テレビとレコーダーの両方の対応が必要。古いテレビは未対応と見て間違いないだろう。ちなみに、Z8000は未対応(汗
無線LAN側のルーターから、有線LAN側につないだ機器のIPアドレスを自動取得できないの?
できない。T1007は無線LANと有線LANが排他設定になっていて、内部的な繋がりはない様子。イーサネットコンバーター的な動きを期待したが、それは無茶すぎるね…(笑
イーサネットケーブルはクロスケーブルにすべき?
ストレートでもクロスでも良い(はず。試してはいない)。最近は機器側で自動判別するのがフツー。
ダビングについて
ダビングはどれくらいの時間がかかるの?
30分の番組が約10分でダビングできたので、録画時間のおよそ3分の1程度の時間が必要。
ダビング条件は以下
- 録画モードはDRのまま
- レコーダーの内蔵HDDへ保存
ダビング元の番組は消えるの?(番組はムーブされるの?)
コピー回数が残っていたら消えない。コピー回数が1減るのみ。コピー回数が1の時にダビングするとムーブになると思われる(試してない)。
ダビング時の録画モードは選べるの?
ディスクにぴったりダビングとかあるので、出来ると思われるが、ダビング時間が伸びるのでオススメしない。
空き容量が不足したらどうなる?
こちらも試せてはいないが、ダビング開始時の試算でエラーになり開始できないと思われる。
まとめ
ダビングは成功したでしょうか。
ダビング準備でネットワーク知識が必要なのと、手順がそこそこあるので、ハマると時間がみるみる吸い取られる系の作業かと思います。「かんたんガイド」では、知識の有無や皆さんの環境に極力依存しない、かつ手順が最小なものを紹介したつもりです。
皆さんのレグザダビング準備の時短になれば幸いです(^_^)ノ
付録(という名の雑記)
結局、東芝のレコーダーにしちゃった
東芝のレコーダーは選ばないつもりだったが、時短再生が欲しいのと、コスパが良いのと(ていうか単に安かった)、HDD換装の容易さの噂などで、この機種の購入と相成りました(笑
まだ、本格的に使いこなせてないが、テレビの録画機能と似てるところが多いので、スムーズに移行できそうな雰囲気。
テレビのディスクが2TBなのに、レコーダーのディスクが1TBなので、ダビングは厳選して行うことになる(汗
苦労してダビングしても、きっと大半はディスクの肥やしになるだろうし…。
なぜT1008じゃなくT1007?
¥3,000ほど安かったから(笑
大きな差がなく、私のやりたいことを考えたら1007で事足りると思ったので…。
4Kテレビは…
いっときめちゃ欲しかったけど、なんかさめちゃった感あり(汗
まぁ、壊れるまでZ8000のお世話になろうかと、今は考えている。
ではまた(^_^)ノ
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